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アメリカでは、実に、71%もの人が、大学の専攻とは違う職業に就いているそうです。
日本の統計を調べましたが、適切なデータを見つけられませんでした。

感覚値ですが、日本にも多いような気がします。
(もちろん、いい悪いということを言ってません。。。)

職業観、業種の環境、会社の状況、などなど、さまざまな要因に左右されます。
途中で、キャリアチェンジするのもありです。

様々な職業の特徴を調べていると、いろいろなことが見えます。

 ・トリマーさんの勤続年数
 ・美容師さんが29歳まで働く確率
 ・歯科医がなぜ、コンビニより多いか
 ・博士課程まで行くと、なぜ、就職しづらいか
 ・弁護士がなぜ、今、過払い金請求のキャンペーンをしているか

こうしたデータを集める中で、私ができることのひとつは、IT業界を志望している学生さんに、IT業界の状況をできるだけたくさんお伝えして、本当にIT業界で活躍できるかどうか、
「現時点で最適な」判断できるようにすることです。

当然、大学に入る前に、なりたい職業が決まっているほうがベストですが、そのための情報が少ないですよね。また、大学に在学中に、考えが変わることもあります。

日経新聞に池上彰さんの東工大での講義内容が出ていました。

「残念なことに、日本では原発事故が起きたために、原子力を研究する若者が減ってきています。

新しい原発をつくらなくても、いずれ数十年後には現在ある原子炉を全部解体していく必要があります。
廃炉の技術が求められるわけですが、原子力の専門家をきちんと養成しないと、廃炉問題も解決していくことができません。
日本の未来にとって大変困った事態になりかねないという深刻な問題にも直面しているのです。」

急に思い出しました。

私が高校生だったときの進路選択でも、
 ・情報工学
 ・宇宙工学
 ・原子力工学
のどれにするか迷いました。当時、インターネットもなく、情報源は
超限定的でした。また、原子力工学が学べる大学も少なかったと思います。

こうして考えると、やはり、教育分野に関する戦略は、国にとって
すごく重要なことなんですよね。

どういう人材を育てて、国を発展させていくのか。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai4/siryou7.pdf

IT業界で、その一端を担っていきたいと考えています。

また、書きます。